Sun.

節税-トラリピは損切りせよ  

前回、利益調整に言及しましたので
今回はトラリピ運用における節税に踏み込みます。

通常、トラリピは損切りしません。
含み損を抱えても、相場が戻ってくるまで
塩漬けにしておくかと思います。

節税観点では、このやり方は非常によろしくないです。
先日記載しましたが、確定損益にしか税に関与しないため、
含み損はいくらあろうが納税額と関係ないのです。

例えば、年間確定益が100万で年末時に含み損が50万あったとします
簡単にするため、費用はゼロと仮定すると
①含み損のまま年越しした場合
 納税額=100万×20% = 20万
 結果、税引後利益80万と含み損50万

②含み損を全決済した場合
 納税額=50万×20% = 10万
 結果、税引後利益40万


①と②どちらがいいですか、という話です。

②の方が10万も有利ですね。
決済することで含み損の20%分が
利益留保に貢献している訳です。
言い換えると『損が20%減る』
なんて表現にもなります。

ただ、考えないといけないのは
相場が戻ったらということです。
当然含み損が減るので①の方が有利になり、
あぁ損切りしなければよかった・・・となります。

そこで、損切による節税効果を受けながら
①に劣らないようにするために以下を実施します。


損切と同時に成行でポジションを取り直す。
そのポジションは損切したポジションの利確値を指値とする。


こうすることで相場が戻って新ポジションが決済されれば
損切した損失額 + 新ポジションの利益額 ≒ いつものトラリピの利益額
という式が成り立ちます。

この相場が戻る過程では含み益を抱える状態も嬉しい要素です。


適宜損切り 即 建て直しのロジックをトラリピに組み込んだ場合の
損益曲線を表現しておきます(比較の為、通常トラリピも載せます)。

■損切り即建て直しトラリピの損益曲線(2013年1月~2014年10月 ドル円)
StrategyTester3.gif

■通常トラリピの損益曲線(2013年1月~2014年10月 ドル円)
StrategyTester4.gif

有効証拠金に着眼すると、どちらも変わらないのが分ります。
税金対策として損失を先に先に出しているだけです。

タイトルに記載した『トラリピは損切りせよ』の答えとしてどうでしょうか。
トラリピこそ利益調整で節税しやすい手法なのです。
利益留保のために含み損は決済し、ポジションを建て直してしまいましょう。

(注意)ポジションの取り直しをするため、スプレッド分は不利に働きます。

↓↓ 新サイトはこちらです ↓↓
グリッドトレード.com
グリッドトレードシステムズ

←注目記事は左のメニューに移しました。良ければあわせてどうぞ。


↓↓ 気が向いたらポチっとお願いします ↓↓
にほんブログ村 為替ブログへ

2014/11/02 16:00 [edit]

category: 税制・節税

tag: トラリピ  損切り 
tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://multipleincome.blog.fc2.com/tb.php/19-bfcfaec4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

アクセスカウンタ

自作EA&ツール

注目記事

カテゴリ

FX口座残高推移

最新記事

最新コメント

カレンダー

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

▲Page top