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千刻 Ver2.0  

2015/04/22 Ver1.0 リリース
2015/07/08 Ver2.0 リリース(要望:マルチトラップ対応) 
2015/10/09 Ver2.0.1リリース(不具合改修) 



私はトラリピに始まり、ナンピン型EAを運用して3年以上になります。
千刻は、これまで運用している中で、「あったらいいな」を機能として組み込み、
自分のリアル口座で試行し、機能の取捨選択ということを行いながら、作り上げてきました。

さらに、千刻 Ver1.0販売後において頂いたご要望を取り入れ、マルチトラップ対応となりました。
現時点で私としては、「千刻は単純なナンピン型EAとして完成形」と位置づけています。

これまでナンピン手法を取り巻く環境として、
・シストレ販売大手FX-ONからトラリピ系EAが消える、
・各社から多数のサービス提供が始まる、
・マネースクウェアが外為オンラインをトラリピ特許侵害で提訴する、
といったこともありました。

本EAはトラリピ等に代表される特許とは無縁なものになりますのでご安心ください。
他サービスに対して後発であるものの、他サービスにはない優位性が本EAにはあります。
以下に当てはまる方には、僭越ながら千刻が解決の一つの手段になればと思います。

・手数料も払いたくないし、スプレッドコストも低く抑えたい
・自由な設定で運用したい
・指標時だけ設定を変える等、相場環境に柔軟対応したい
・両建てでアグレッシブに攻めたい
・底値,高値の含み益ポジションを保有したい
・単純なナンピン型は含み損のリスクの割に利益は物足りない
・マイナー通貨でも運用したい
・価格帯別などに異なるレンジトレードを予め仕掛けておきたい
・自分のレンジ設定がどうなっているか視覚的に確認したい
・EAをVPSサービスを使わずに遠隔操作したい



1.概要説明
買い下がり・買い上がり もしくは 売り上がり・売り下がりし、
利益幅に到達したら決済という自動売買を行う典型的なナンピン型のEAです。
昨今の変化激しい相場環境へ順応できるよう柔軟性を重視し、
ナンピン手法のあらゆる戦略にも応えられます。

EAの特性上、トレンド逆行すると多額の含み損を抱える可能性があります。ご注意下さい。


■特徴
・通貨ペアに制限はありません
・買い,売り,両建てのいずれの運用が可能です
・運用途中での注文幅や利幅の変更が可能です
・損切幅の設定や変更も同様に変更可能です
・買い,売りの切り替え、緊急ストップなども柔軟に変更可能です
・利確撤退価格の設定が可能です(Ver2.0)
・損切撤退価格の設定が可能です
・損切建て直し機能を搭載しています
・含み損を抑える逆指値ロジックの成行注文機能を搭載しています
・利益の拡大に期待できるトレール決済機能を搭載しています
・1つのチャートで異なる複数のレンジトレードを仕掛ることが可能です(Ver2.0)
・トレード開始前にレンジ設定を視覚的に確認することが可能です(Ver2.0)
・VPSを利用せずに、外出先からの設定変更が可能です(スマートフォン版MT4の利用による)

■チャートに展開した時のイメージ
SengokuV2_00.gif
目視確認モードをオンにすると、買いレンジが青色ライン、売りレンジが赤ラインで点滅します。(Ver2.0)
目視確認モードがオンでは自動売買を行いませんので、どのような相場にどのような細かさのレンジトレードを
仕掛けるのか予め確認ください。(Ver2.0)
外部設定ファイルにより、複数のトラップ設定が読み込まれた場合はすべて表記されます。(Ver2.0)
マルチトラップ化に伴い、レンジのライン描画を廃止しました。(Ver2.0)
また、何らかの原因でEAが稼働していない際、停止中である旨が表示されます。(Ver2.0)

■未搭載機能
・トレンド判別,ボラティリティ判別
 トレンド判別等は相場状況によってかなり流動的になる要素です。
 長く使っていただけるよう、本EAの陳腐化を早める可能性のあるロジックは乗せないことにしました。

・自動複利運用
 ナンピン型では、単純にロットを増やすという方法と注文間隔を狭くするといった方法があります。
 注文間隔を狭くする方が滑らかな複利運用になります。相場状況を確認しながら手動での対応をお願いします。

・注文,決済のメール通知
 私が無料で公開しているツール(インディケータ)「ViewPositionInfoCustom」を合わせてご使用ください。
 ポジションを集計しサブウインドウに表示するツールで、そちらには注文・決済をメール通知する機能があります。
 本EAは多数のポジションを持つことになるため使用すると便利です。


■各機能の使用有無による損益曲線と特長
【通貨ペア:USDJPY 期間:2014/01/01~2014/12/31 売買:買いのみ 注文幅:15Pips 利幅:15Pips】

< 図1-1.オプション機能未使用時(通常ナンピン手法) >
Sengoku02.jpg
通常ナンピン手法です。損益曲線は説明不要の言わずと知れたものです。
取引手数料0、スプレッドが比較的狭い、利幅、注文幅の設定が自由で通貨ペアもたくさん選べる・・・ということで
それだけでもEA運用の優位性はあります。


< 図1-2.損切建て直しモード:ON(損切幅:200Pips) >
Sengoku01.jpg
設定した損失幅に到達してしまった場合損切されますが、その時に即時ポジションを取り直す機能です。
損益曲線は有効証拠金に着眼すると通常ナンピン手法とほぼ同じになっているのがわかるかと思います。
損を先に出すことで節税効果が得られるだけでなく、買いならば底値ポジションを、売りならば高値ポジションを
保有するため、相場が戻る過程で含み益を抱えます(丸枠の部分)。
これらポジションは手動で逆指値を入れて指値を遠くに設定する等で放っておけば、
トレンドに乗った時にさらに利益を伸ばすことができ、戦略に幅を持たせられます。


< 図1-3.逆指値注文モード:ON(10Pips) >
Sengoku03.jpg
買いの例で説明すると、下落中に新規注文せずに反発後に新規注文する機能です。
逆指値ロジックを適用することで急落時のポジション抑制になり、通常ナンピン手法と比較して
丸枠の部分の含みの含み損が抑制されているのが分るかと思います。
当然ながら回転率は下がるため、利益が減るというデメリットもあります。


< 図1-4.トレール決済モード:ON(10Pipsトレール) >
Sengoku04.jpg
決済ロジックにトレーリングストップを適用する機能です。
トレンド順方向に乗った場合、通常トラリピ同等運用に比べ利益が増します。
但し、決済回数が減るため、レンジ相場で運用した場合は本オプションをオフにしたほうが利益が高くなる事もあります。
通常はオフで運用しておき、雇用統計など大きく動く事が期待される時だけオンにするといった、瞬間的に利益拡大を
狙う使い方もアリだと思います。


< 図1-5.トレール決済モード:ON(0Pipsトレール 逆指値決済)>
Sengoku05.jpg
トレール決済の設定次第では、トレールせずに単純に逆指値決済として使用できるよう設計しました。
トレンド順方向に乗った場合、もっとも利益力を持たせる運用がこちらになります。
トレンドが発生していない場合は、四角枠のように通常トラリピのような損益曲線を描きます。
トレンドに乗ると含み益が爆発的に増えますが、調整時は丸枠のように目減りも急落になります。
扱い方によっては通常のナンピン手法では得られないような高利益が獲得できます。


< 図1-6.組み合わせ使用(損切建て直し:オン ロット積み増し,逆指値注文:オン,トレール決済:オン) >Sengoku06.jpg
これら機能は組み合わせて使う事が可能です。
上図は、損切建て直し時にロットを2倍積み増しまで許容し、新規注文は逆指値注文モードをオンにしてリスクは低減、
利益はトレール決済で拡大を狙う、といったフル活用の運用例です。


これまで記載したように各機能には、メリット・デメリットが存在します。
状況に応じて組み合わせることで、時にはリスク低減に貢献し、時には利益拡大を狙えるものとしました。


■外出先からの設定変更
私自身が自宅PC派です。VPSの月額コストを負担せずに、外出先での設定変更できるようにしました。
雇用統計など重大指標発表時のみ利益が伸びるよう もしくはリスクを抑えるよう設定を変える、相場の状況を人が判断し
設定を変更する 或いは 買いと売りを切り替えるなど、戦略によるアグレッシブな運用に応えられます。
外出先のデバイスとしてはスマートフォン版MT4を想定し、具体的には以下の事が行えます。
・新規注文のオン・オフ切替
・決済注文のオン・オフ切替
・取引ロットの増大・減少
・注文幅の拡大・縮小
・利益幅の拡大・縮小
・逆指値注文モードのオン・オフ切替
・トレール決済モードのオン・オフ切替

■外部パラメータ
主要な外部パラメータを以下に記載します。赤字がVer2.0の変更点です。
Sengoku07.jpg
xViewTrapMode はEA稼働時のトラップを目視確認するためのもので、本モードがオンになっている場合、
自動売買は行われません。目視確認後、問題なければ本モードをオフにして自動売買をスタートさせて下さい。
また、MT4の仕様上 ストラテジーテストでは使用できません。



2.詳細説明
2-1.通常の注文・決済ロジック
 通常時の注文・決済ロジックは以下の通りです。
Sengoku11.jpg


2-2.損切建て直しモード
 (1)本モードを使用する 場合、通常の決済ロジックで損切されたら(上表の(C))、即時ポジションを立て直します。
 このとき、建て直しポジションにはもともとの利確価格を指値に設定するため、相場が戻れば損切しなかった時と
 同等の利幅を獲得することになります。
 また、ポジションは積み増していくようになっています。損切が続くとロットが大きくなるため、(2)建て直し時の
 最大ロット数を設定できるようになっています。積み増ししない場合は、取引ロットと同値を設定してください。
Sengoku12.jpg


2-3.逆指値注文モード
 (3)本モードを使用する 場合、逆指値注文のような挙動で新規注文するようになります。
 下落中に新規注文せずに反発後に新規注文するため、急落中のポジション保有を抑制することができ、含み損の
 拡大を抑止する効果があります。
 どの程度反発したら新規注文するかの幅を設定することができ、(4)設定した幅の反発後に成行で注文を入れます。
Sengoku13.jpg
一方、逆指値注文モードを使用した場合でも、以下の図のような反発しながらトレンドに逆行するケースでは
ポジション抑制がうまく機能しないこともあります。
Sengoku14.jpg
同じ相場でも、反発幅の設定によっては抑制することはできます。
Sengoku15.jpg


2-4.トレール決済モード
 (5)本モードを使用する 場合、決済ロジックにトレーリングストップが適用されます。
 トレールは逆指値を追随するように更新することで実現しています。
 トレールを(6)開始する幅(7)追随する幅 を設定することができ、利益幅+トレール開始幅に達すると逆指値を入れます。
 その後、逆指値を動かす幅だけ有利にレートが動いた場合、逆指値を更新していきます。
 決済はEAで行われず、逆指値に掛かることで決済されます。
Sengoku16.jpg
Sengoku17.jpg
Sengoku18.jpg


2-5.リモート設定
 (8)本モードを使用する と、特定の注文を検知することでEAの設定を変更することができます。
 特定の注文というのは予めEAで指定した価格の指値・逆指値注文の事で、スマートフォン版MT4等から
 それら特定の注文を出すことで外出中先からのEA設定変更を実現しています。
 また、実際に変更されたかどうかを確認するため、EA設定値をメール通知する こともできるため、
 (9)メール通知設定はオン にして使用することを強く推奨します。
 尚、リモートパラメータ変更は一時的なものであり、EAの初期処理(※1)が実行されるとリセットされます。
Sengoku19.jpg

※1 EAの初期処理が行われる主な操作
   ・チャートにEAを展開して、パラメータを設定したとき
   ・EA稼働中に時間足を変更したとき
   ・EA稼働中にMT4を再起動したとき
   ・EA稼働中にPCを再起動したとき
   その他、ご自身で確認ください

実際の使い方は商品に同梱しているマニュアル(PDF)を参照下さい。

2-6.マルチトラップ設定(Ver2.0)
価格帯別に注文間隔・利幅・損失幅を変えたり、トレール決済のオン・オフを変更するといったことが可能です。
マルチトラップの設定はCSVを用いるため、EAの外部パラメータには (10)読み込むファイルを指定します。
設定ファイル名が指定されていない場合は、マルチトラップは機能しません。
Sengoku22.jpg

(1)設定ファイルの作成
 作成方法ですが、テンプレートとして「sengoku_setting_templete.xlsx」を同梱しています。
 EXCELが使える方は、テンプレートファイルをEXCELで編集してからCSVに保存すると便利です。
 テンプレートファイルを開くと以下のようになっています。
Sengoku23.jpg
 1列目に項目が記載され、2列目以降に設定したい分だけ各パラメータを入力してください。
 各項目はEAの外部パラメータに準拠させていて、マウスをかざすとコメントが表示されるようになっています。
 それらを参照しながら設定してください。(すべて入力必須です)
 入力が終わったらファイルを「名前を付けて保存」を選択し、ファイルの種類はCSVを選び保存します。

(2)設定ファイルの配置
 MT4は外部ファイルを読み書きするフォルダが決められていて、変更することが出来ません。
 また、通常運用とストラテジーテスト(バックテスト)で読み書きするフォルダが異なります。
 下図に示したフォルダに設定ファイルを格納して下さい。
Sengoku24.jpg
 EAの外部パラメータで指定したファイル名が上記フォルダに格納されると読み込まれるようになります。
 外部ファイルが上手く読み込めない場合、エラーメッセージが出力されます。



長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございす。
以上が自作EA『千刻』の全貌になります。

等間隔ナンピンは典型的な手法であり、特に真新しい思想があるわけではありません。
プログラム出来る方は、本ブログの記事を参考に実装する事も難しくないでしょう。
運用者の安心に繋がればということで仕様をオープンにしました。

↓↓ 入手はこちらから ↓↓
buy.jpg

※アフィリエーター様経由でのご購入の方が安くなるケースがあります
 もし見当たらなければ自己アフィリエイトという方法もあります
 


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2015/04/24 20:24 [edit]

category: ナンピン型EA『千刻』

tag: トラリピEA 
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